また、漁業部門別の生産額構成比をみると、沿岸漁業は昭和63年以降ほぼ5割以上のシェアを維持しており、平成6年には52.9%となっている。沖合漁業の生産額のシェアは昭和50年代には4割を超えていたが、昭和50年代の後半以降は低下傾向を続け、ここ数年は3割台となり平成6年には33.7%となっている。
生産額シェアの点からも生産量シェアと同様に、沿岸漁業が北海道漁業に果たす役割は極めて大きく、北海道漁業の重要な柱である。
漁業部門別生産額構成比の推移(属人)
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